MRPベンチマークシステムとは?
自治体病院共済会では、エム・アール・ピー社の「MRPベンチマークシステム」を取り扱っております。「MRPベンチマークシステム」は、全国の医療機関の最新購入価格(医療材料・医薬品・検査試薬)をインターネット上で照会・比較することができるシステムです。
このシステムは、マスタの検索機能、同種同効品比較、ターゲット分析等、病院の医療材料に関する問題解決のための機能がそろっており、利用病院も多いことから、ベンチマークの精度が高いのが特長です。
さらに、MRPベンチマークシステムをご利用の病院では、医療材料の他、医薬品、検査試薬もデータを提供頂く事により、追加費用無しでご利用が可能です。
ポジショニング分析では、「病院区分別」「同一業者別」「エリア別」などでの比較による根拠のある交渉が可能。
MRPベンチマークシステムの主な特長
[特長1] 「見える化」でグラフ化。グラフ表示により、一目で比較検討
登録された品目を全国平均単価と5段階で判定するだけでなく、数量との関係(加重化ベンチマーク)もグラフ表示します。さらに、ターゲット分析(購入上位品順に5段階判定を表示)から加重化ベンチマークへの確認が可能など、分析や交渉に活用しやすくなりました。
[特長2] 分類別・業者別のレポート作成・印刷が可能に
購入数量を加味し、分類別・業者別などの「実績レポート」「判定レポート」が作成・印刷できます。
材料委員会への資料としてもご利用いただけます。
[特長3] インターネット環境があれば、いつでもどこでも利用でき、複数のご担当者で同時使用も可能
インターネットなので、いつでも導入できます。特別なソフトは必要ありません。ご契約期間内は毎月病院の購入実績をご提供いただき、購入価格の更新・品目の追加はMRP社で全て行います。また、ワンタイムパスワード制を採用しているため、セキュリティ面も安全です。
[その他の特長]
- ・JANコードを基に多数施設の最新購入価格をデータベース化しています。
- ・他施設価格のダイジェスト(最大・平均・最小)および価格一覧ファイルがダウンロードできます。
- ・他施設価格については、病院名は秘匿されます。
- ・当院価格と他施設価格の比較判定が5段階で受けられます。
- ・登録品の一括検索ができます。
- ・参加施設数は約890施設です。(2022年8月1日現在)